子どもの権利条約フォーラム★ふくしま
設立しました!!

■設立の理由
 子どもの健やかな成長・発達を保障する上で不可欠な要件を網羅した世界的な指針である“子どもの権利条約”の発効から15周年となった昨年10月、私どもは、各国におけるこの条約の履行を審査したり、運用の拠り所となる見解をまとめる重要な役割を担う国連の機関=「国連子どもの権利委員会」から、現職の委員であるローター・クラップマンさん(ドイツ)を、史上初めて福島県にお招きしました。

この条約を福島県下に広く普及し、それを活かして子どもたちが直面している様々な困難を取り除いていくために、クラップマンさんの助言を得ながら、行政の代表にも加わっていただき、多くの県民で大いに語らおうと、タウンミーティングを開催するためでした。

 平日の夜にもかかわらず、180名もの方々が会場に詰めかけ、3時間渡って、熱心な意見の交換が行われました。子どもたちの健やかな育ちと子どもの権利条約に寄せる県民の皆さんの関心と期待の強さが実証された一時となったのでした。

 しかし、これだけでは目標には至りません。タウンミーティングで、子どもたちの健やかな育ちを阻む多くの矛盾が明らかになりましたが、それらは解消されないまま残されているからです。タウンミーティングの勢いと成果を踏まえ、引き続き子どもの権利条約を県下に広く周知し、それを活かす取り組みの継続が必要とされています。

 そこで、私たちは、今後どんな取り組みを進めていけばよいか?半年かけて考えてきましたが、息長く目標に迫るための活動を続けていこうと、会則や運営の責任者を設けた県民団体=「子どもの権利条約フォーラムふくしま」を発足させることにしました。 ぜひ、あなたも参加してください!

■2006年度、主にこんなことに取り組みたいと思います!

@子どもの現状を、特に質的に把握するため、県下子ども白書づくり&子ども関係団体の把握を進めたい。(年度前半) A県下の子どもの現状や子どもの権利条約をめぐって、県議会や市長村議会議員の さんとの懇談を行いたい。(10月頃) B県内子ども関係団体のデータベースを作りたい。(年度後半) C子どもの権利条約と子どもの意見を周知するフォーラムを開きたい。(11月) D子どもの権利条約に関わる学習会の開催(適時)

■団体の運営

@ 広域県全体に普及を目指して、地域的なバランスを考えながら、代表と複数の副代表を選びます。子ども・若者のメンバーからも選びます。 A 事務局を設け、日常的な会務運営を行います。

■会費

個人正会員、団体正会員(以上、年3000円)、個人協賛会員、団体協賛会員(以上、年5000円)、ユース会員(18歳未満を対象、年1000円)の区別を設けます。

■他の団体との関係と協力

 「第3回 子どもの権利条約・市民・NGO報告書をつくる会」(通称・第3回つくる会、または、つくる会)に団体加盟します。 これに伴い、第3回つくる会の福島県地域代表としても活動します。

■お問い合わせ

〒960−1295 福島市光が丘1番地 福島県立医科大学看護学部S404研究室内 (担当:立柳 聡) TEL&FAX 024−547−1837 E-mail tachiyan@fmu.ac.jp


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